2017年11月9日木曜日

すぐに過積載防止対策を!トラック過積載一斉取り締まり開始!

トラックにはそれぞれ最大積載量が規定されていて、それを上回る荷物を積み込むと過積載になります。最大積載量は道路運送車両法で定められていることで、ルールを守らないと交通違反であり、相応のペナルティを課せられます。
ところでトラックに荷物を載せるにあたって、ドラックドライバーに業務を受注した業者など、いろいろな人がかかわっています。過積載の責任は誰にあるのかご存知ですか?

それは、まず実際に過積載のトラックを運転しているドライバーが責任を負いますが、その後、荷主や運送会社へその責任が追及されることもあり得ます。

ドライバーへのペナルティは反則金や違反点数になります。罰則はどの程度の過積載をしたかによって変わります。中型・大型トラックの運転手が対象です。

国土交通省では基準の2倍を超える荷物を積載している大型トラックのドライバーに対しては厳しい態度で臨んでいます。直ちに警察に告発をしています。またこのような過積載はドライバーの個人的な判断ではなく、会社の指示を受けている可能性も十分考えられます。そこで過積載で摘発されたドライバーに対して、荷主に関する情報を聞くようにしています。
過積載は事故リスクを高めるだけでなく、高架や橋の劣化につながるなどのデメリットもあります。このため厳しい態度で臨むようになりつつあるのです。