トラックにはそれぞれ最大積載量が規定されていて、それを上回る荷物を積み込むと過積載になります。最大積載量は道路運送車両法で定められていることで、ルールを守らないと交通違反であり、相応のペナルティを課せられます。
ところでトラックに荷物を載せるにあたって、ドラックドライバーに業務を受注した業者など、いろいろな人がかかわっています。過積載の責任は誰にあるのかご存知ですか?
それは、まず実際に過積載のトラックを運転しているドライバーが責任を負いますが、その後、荷主や運送会社へその責任が追及されることもあり得ます。
ドライバーへのペナルティは反則金や違反点数になります。罰則はどの程度の過積載をしたかによって変わります。中型・大型トラックの運転手が対象です。
国土交通省では基準の2倍を超える荷物を積載している大型トラックのドライバーに対しては厳しい態度で臨んでいます。直ちに警察に告発をしています。またこのような過積載はドライバーの個人的な判断ではなく、会社の指示を受けている可能性も十分考えられます。そこで過積載で摘発されたドライバーに対して、荷主に関する情報を聞くようにしています。
過積載は事故リスクを高めるだけでなく、高架や橋の劣化につながるなどのデメリットもあります。このため厳しい態度で臨むようになりつつあるのです。
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